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注目すべき2024年ソラナ・ミームコイン上位13銘柄

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3 de may de 2024

ビットコインは、2024年3月14日に73,737ドルの過去最高値を付けるなど、2024年は好調な滑り出しとなりましたが、直後に下落に転じ、68,526ドルでその週を終えました。

しかし、ビットコインの下落にもかかわらず、ソラナのSOLトークンは2021年11月以来初めてとなる200ドルを付けました。これは過去最高値の260ドルまであと60ドルに迫る水準です。安価かつ高速で、スケーラブルなそのエコシステムは、この強気相場で大幅に拡大し、特にそのミームコインは今年年初来、途方もなく膨張し続けています。

ソラナのミームコインをめぐる熱狂と、そのエコシステムにおいて毎週価格チャートを更新し続ける上位ミームコインの見通しについて詳しく見てみましょう。

この記事のポイント

  • エコシステムとしてのソラナは2024年に入り、爆発的な成長を見せていますが、それを支えているのは、このエコシステムに登場し続ける数多くのミームコインに驚異的な価格上昇が生じていることです。

  • BONKミームコインはソラナにミームコイン革命を起こし、驚異的な躍進を遂げたことから一夜にして億万長者を生み出しました。

  • ソラナ・ミームコインの大半は固有の資産価値を持っておらず、その目的はソラナエコシステムに流動性を付与することにあります。

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ソラナ・ミームコイン上位銘柄

ソラナのエコシステムは、高速かつ低価格での取引実行が可能であることから潤沢な機会に恵まれており、そのため、ソラナのミームコインエコノミーは活況を呈しています。

かつて苦境に立たされていたソラナは、代表的なミームコインであるBONKが既存のソラナ利用者にエアドロップされてから、状況は大きな転換点を迎えました。BONKのエアドロップは、2023年にソラナに弾みをつけ、2024年に爆発的に勢いを増し、ミームコイン革命を引き起こしました。

以下は、ここ数ヶ月間に爆発的に伸びた上位ソラナ・ミームコインです。

1. ドグウィフハット(WIF)

この注目のソラナ・ミームコインは文字どおりピンクの帽子をかぶった犬をモチーフにしたものです。信じられないかもしれませんが、WIFはあっという間にヒット商品となり、その時価総額は20億ドルを突破しました。

多くのミームコインと同様、WIFにも明確な実用性はありません。しかし、金融やテクノロジーの世界では地理的な境界線は存在しないと考える新世代の仮想通貨信奉者たちに火をつけることになりました。

2023年11月にローンチされたWIFは、2023年12月13日に0.001555ドルの過去最安値を付けた後、2024年3月15日には3.47ドルの過去最高値に跳ね上がるなど、4ヶ月間で223,051%超の値上がりとなりました。こうした急激な価格上昇により、WIFの時価総額は23億8,000万ドルを突破し、ミームコイン市場上位5銘柄の一角を占めるに至りました。

WIFが成功を収めたのは、そのフォロワー軍団の活躍によるもので、彼らは「帽子をかぶった犬」をラスベガス・スフィアの外側スクリーンに表示させるため、70万ドルという記録的な資金調達を実施し、WIFの宣伝をさらに強化しました。また、ソラナはコミュニティ重視の活動の一環として、WIFの帽子ジェネレーターに取り組んでいるとも公表しています。

2. ボンクイヌ(BONK)

「人々の犬コイン」と呼ばれる3,000万のBONKトークンが2023年12月にジェネシストークンを鋳造したソラナ・サガスマートフォンの利用者にDAppストア経由でエアドロップされましたが、その結果、サガスマートフォンの売上が息を吹き返しました。

それ以来、このコミュニティ主導のトークンは驚異的な成長を遂げています。現在65万人以上の利用者がサガスマートフォンを保有しており、10のブロックチェーンで利用することができます。この犬をテーマにしたミームコインは、ドージコインシバイヌといったイーサリアムベースの犬をテーマにしたミームコインを模倣したものであり、時価総額が大幅に拡大したことから、仮想通貨トップ100の一角を占めるに至りました。

BONKは、2024年3月4日に0.00004547ドルの高値を付け、ローンチ4日後(2022年12月29日)に付けた0.0000008614ドルの最安値を52,686%上回る驚異的な上昇率となりました。

BONKはBonkエコシステムを支えるマルチユーティリティトークンで、コミュニティを原動力とする分散型プラットフォームの提供を目指しています。WormholeInjectiveのような上位分散型金融(DeFi)プラットフォームを含む119以上のプロジェクトを統合しています。さらに、電光石火の速度を誇るトークンスワップ向けBonkSwapやソラナ最速と言われるTelegram取引ボットのBONKbotも備えています。

3. ペン(PENG)

PENGは、ソラナ・ミームコインの上位に位置するもう1つのトークンです。このミームコインは、ソラナ・ブロックチェーンの流動性を高めるために設計されたもので、ペンギンをテーマとしています。PENGはペンギンの形をしていますが、カエルをテーマにしたPEPEミームコインに少しばかり似ています。

3月初旬のローンチ後、PENGは2024年3月7日に付けた0.0837ドルの最安値から2024年3月15日の2.14ドルの最高値へと前日の0.65ドルから200%以上上昇しました。その驚異的な上昇は、Xのフォロワー軍団によるもので、ローンチから1週間で14,000人以上のフォロワーを記録しました。本稿執筆時点(2024年3月25日)ではPENGブームは沈静化し、72%以上の下落となり、現在0.595ドルで取引されています。

PENGプロジェクトは、Peng「ラボラトリー」でお客様が独自のペンギンを作成できるPENGアバタージェネレーターも公開しています。

4:ブック・オブ・ミーム(BOME)

最新のソラナ・ミームコインの1つとして、BOMEが大きな話題を呼んでいます。2024年3月14日のローンチ後、BOMEは0.00005848ドル前後から上昇し、2024年3月16日には0.02689ドルの高値を付け(2日間で45,000%以上の上昇)、時価総額は10億ドルの大台を超えました。

同日、Binanceは複数の現物ペアでBOMEを上場し、50倍超のレバレッジでBOMEの無期限契約取引を開始しました。この発表を受けて、BOMEの人気は爆発的に高まりました。もっとも、こうした急激な値動きの結果、プラットフォームに対するインサイダー取引疑惑も浮上しましたが、最終的には内部調査の結果、疑惑は否定されました。

このコイン急騰のもう1つのそれらしい理由は、ミームコイン愛好家、特にWIF急上昇に乗り遅れた人々のFOMO(取り残されることへの恐怖)です。

本稿執筆時点(2024年3月25日)のBOME価格は0.01397ドルと、約48%の下落となりました。しかし、仮想通貨コミュニティは、ビットコインが反発すれば、BOMEも上昇に転じるかを見守っています。

5. スラーフ(SLERF)

SLERFはソラナ・ミームコイン・ファミリーのもう1つの新たなコインです。BOME同様、トークンのエアドロップに向けて用意していた流動性プールトークンを燃やしてしまったと開発者がX上で開示するなど、SLERFも物議を醸したにもかかわらず、大幅に上昇しました。

こうした開示にもかかわらず、SLERFは2024年3月18日の0.3693ドルから翌日には1.30ドルへと1日で252%も上昇しました。こうした開示はプレトークンセールで資金を調達している段階で発生したものですが、SLERFの取引所への上場はそのまま進められ、価格は数時間で大きく上昇したものです。これは開発者によるマーケティングギミックを疑わせるものがありましたが、SLERFは新たなトークンとしては信じられないほどの成功を収めるに至りました。

6. マイロ(MYRO)

MYROは犬をテーマにしたミームコインであり、ソラナの共同創設者であるラジ・ゴカルの愛犬、Myroにちなんで名付けられたコインです。そのため、「ソラナ創設者の犬」というニックネームがついています。このミームコインは、ゴカル氏の犬に敬意を表すると同時に、ソラナエコシステムにおいて犬をテーマにしたミームコイン物語への需要を満たすために考え出されたものでもあります。このプロジェクトにおいては、Myroのぬいぐるみの予約販売を行っており、愛好家はMYRO、SOLまたはUSDCで支払うことができます。

2023年11月にリリースされたMYROトークンは、2023年11月12日の0.001995ドルの安値から22,095.5%上昇し、2024年3月9日には0.4428ドルの最高値を付けました。本稿執筆時点(2024年3月25日)のMYROは、この最高値から46%超下落し、0.2365ドルで取引されています。

7. ポップキャット(POPCAT)

POPCATは猫をテーマとしたミームコインであり、BONKで取引機会を逸した人々を取り込む目的で考案されたものです。プロジェクトのサイトによると、そのコンセプトは、オートミールという名前の猫を一連の動画として収録し、Photoshopで加工することにより、口を「O」字型に開けさせるというものです。

POPCATは、2024年1月5日に付けた0.003797ドルの最安値から2024年3月15日の0.3723ドルの最高値まで、3ヶ月未満で9,700%超の上昇を達成するなど、際立った成績を収めています。しかし、現時点(2024年3月25日)での取引価格は0.2288ドルと、最高値からの下落幅は38.54%に達しています。

8. シリーキャット(SILLYCAT)

SILLYCATも猫をテーマにしたミームコインであり、ソラナの猫コイン需要に対応する一方で、エコシステムの成長を後押しするために創出されたものです。2024年2月にローンチされたこのトークンは、2024年2月27日の0.0000000005095ドルの最安値から2024年3月15日の0.00000002198ドルの最高値まで、3週間で4,214.03%の上昇となりました。

しかし、2024年3月25日現在のSILLYCATの価格は75.89%下落し、0.0000000053ドルで取引されています。

9. プー(POU)

強力なコミュニティに支えられたPOUトークンは、実際の使用事例はまだ存在しませんが、ソラナエコシステムに有用性をもたらすミームコインの一角を占めています。Pouのウェブサイトには、2人の愛らしいキャラクターのうちの1人を選んで、空から落ちてくるPOUをキャッチするというコミュニティが作成したゲームが用意されています。

このミームコインは、2024年3月11日の0.002824ドルの最安値から4日後には 0.1558ドルの最高値まで、4日間で5,417%を超える上昇となりました。

10. ポンキー(PONKE)

PONKEは、猿をテーマにしたソラナ・ミームコインであり、怒りをあらわにする堕落したギャンブラーを表現しています。PONKE軍団として知られるその強力なコミュニティは、プラットフォームのツールを使って猿にヘルメットをかぶせることを求められるキャンペーンに積極的に参加しています。

過去3ヶ月間に、PONKEトークンは、2024年1月3日の最安値0.00928ドルから1,710.34%上昇し、2024年3月14日には0.168ドルの最高値に到達しました。

11. ウェン(WEN)

WENは、ソラナエコシステムを拡張するために考案されたロボット猫のミームコインです。このミームコインのユニークな点は、Meowの詩「ウェンブラザーズへのラブレター」(WENコミュニティのフラクショナルNFT)の所有権が各WENに等しく付与されることです。

また、WenはWen Foundationを通じてWen New Standard(WNS)も開発し、ビルダーはソラナ上でトークン化資産を創出できるようになりました。WNSは完全なオープンソースで、ソラナとの統合が容易で、安価な鋳造コストにもかかわらず、高機能が保証されています。

他のソラナ・ミームコインと同様に、WENは2024年1月26日の最安値0.0000156ドルから2024年3月9日には0.0004106ドルへと2,532.05%の上昇となるなど、今年は並外れたパフォーマンスとなっています。

12. ソラマ(SOLAMA)

Solamaはラマをテーマとするミームコインで、ソラナエコシステムの「非公式マスコット」として設計されています。本稿で取り上げた他のミームコインと同様、SOLAMAは人々に楽しみを与えながらソラナに引き戻すことを意図しています。

プロジェクトとしてのSolamaは、SolamaTrendzなどのいくつかの要素で構成されています。SolamaTrendzは、ソラマの保有者に一定割合の利益を還元する目的で商品を販売しています。また、コミュニティとのかかわりを構築するためのSolamaミームや、PCやモバイルデバイスで利用可能なSolamaゲームも用意されています。

SOLAMAは、2024年1月8日に付けた0.0001651ドルの安値から91,359.7%上昇し、2024年3月8日には0.151ドルの最高値に到達するなど、過去2ヶ月間で信じられないほどの上昇を見せました。しかし、その後76.49%下落し、現在の価格は0.0355ドルとなっています。

13. スモッグ(SMOG)

SMOGはソラナベースの火を噴くドラゴン・ミームコインで、ステーキングの観点から仮想通貨市場への進出を図っています。SMOGはソラナ上で動作するだけでなく、イーサリアム上でも動作します。

このプロジェクトは、ミームコイン愛好家がSMOGトークンを90日間保有することによりポイントを獲得し、エアドロップの対象者になるよう勧奨しています。第1シーズンは2024年4月3日終了の予定で、第2シーズンはすでにスタートしました(2024年3月15日)。

このプロジェクトは、その明確なトークノミクスによって同業他社との差別化が図られています。SMOGトークンの流通ルートは以下のとおりです。

  • マーケティング活動 - 50%

  • エアドロップ特典 - 35%

  • CEXでのローンチに向けたリザーブ - 10%

  • DEXでのローンチに向けた流動性強化のためのリザーブ - 5%

SMOGは1ヶ月間で1,906.38%上昇し、2024年2月8日の最安値0.01883ドル から 2024年3月8日には0.3772ドルの最高値に到達しました。

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ソラナ・ミームコインに投資するに当たっての検討事項

ソラナ・ミームコインで一夜にして巨万の富を築くことも可能です。しかし、仮想通貨市場における他のプロジェクトと同様、高利回りには高リスクが伴います。そのため、ソラナ・ミームコインを購入するに当たっては、以下の点を検討されるようお勧めします。

リスク選好度の評価

ミームコインは一夜にして富を築くための有力な手段である一方、この世界は風説の流布ラグプル行為にあふれており、一瞬にして多額の資産を失うこともあります。そのため、ミームコインに投資するに当たっては、自身のリスク許容度を測り、損失が出た場合の備えができているかどうか、その備えがあるとすれば金額的にはどの程度かを検討する必要があります。

調査の実施

実際に使用事例を持つミームコインは極めて少数です。各プロジェクトのビジョンを調査し、その将来性は有望かどうか、仮想通貨市場に影響を及ぼすことができるかどうかを把握する必要があります。一部のプロジェクトについては情報が極めて少なく、通常、それ自体が危険信号と言えます。

プロジェクトのコミュニティに注目

ミームコインが月へ!を実現するには、強力なコミュニティ(「軍団」)によるプロジェクト関連のうわさの拡散が必要です。プロジェクトのソーシャルメディアのページ(特にX、Discord、Telegram)を見れば、コミュニティがプロジェクトについてどのように語っているかを把握することができます。

分散化

投資に当たっては分散化が重要です。ミームコインへの投資は、損失となっても差し支えない金額に限定しましょう。また、損失を和らげるクッションとして、NFTアルトコインなどの他の仮想通貨に投資することも重要です。

市場動向のモニタリング

ミームコインは市場の動きに極めて敏感です。ミームコインはこうした基本的な仮想通貨の動きに大きく反応するため、仮想通貨市場、特にブルーチップ仮想通貨の動きに注目する必要があります。

ソラナ・ミームコインの購入場所

ソラナ・ミームコインは中央集権型取引所(CEX)で購入できます。Bybitは高度なセキュリティ対策を備えたユーザーフレンドリーなプラットフォームであることからBybitのご利用を強くお勧めいたします。安心してミームコインの取引を行うことができます。また、RaydiumJupiterなどのソラナDEXや、Phantomのようなソラナウォレットを通じてこれらのミームコインを購入することもできます。

終わりに

仮想通貨コミュニティが現在のソラナ・ミームコイン・マニアに注目しない訳はありません。ソラナは、そのスケーラビリティと高速かつ安価なトランザクションにより、web3の世界をリードするブロックチェーンとして、再び注目の的になっています。

本稿で説明したミームコインは、強力なコミュニティ精神と技術革新が相まって、無限の可能性をもたらすことを証明しています。ミームコインの投資家は、ミームコインの性格とミームコインの高リスク性を理解する必要がありますが、現在の強気相場が続く中、ソラナ・ミームコインの動向に注目する必要もあります。

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