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暗号資産の長期投資おすすめ銘柄11選

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2023年6月13日

暗号資産の投資と言えば短期投資が主流ですが、長期投資も大きな利益をもたらす可能性を秘めています。  なぜなら、長期投資の方が長期間にわたる大きな価格変動から利益を狙えるからです。  しかしながら現在、暗号資産の種類は2万3000種類もあります。 これらすべての暗号資産が長期的に成長するわけではなく、 中には短期間で暴落するものもあります。 では、一体どの暗号資産が長期投資に向いているのでしょうか? 

この記事のポイント

  • 暗号資産の長期投資とは、購入したデジタル資産を長期間保有することを意味します。

  • 長期投資におすすめの暗号資産の例として、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、テザー(USDT)、リップル(XRP)などがあります。

暗号資産の長期投資とは何か? 

暗号資産の長期投資とは、購入したデジタル資産を長期間保有することを意味します。暗号資産を長期投資する際は、単に価格のピークや底を予想するのではなく、質の高い暗号資産プロジェクトに対して長期的な成長を期待して投資をします。 

暗号資産プロジェクトの数は日々増え続けていますが、これらのプロジェクトの多くはすぐに失敗するものが多く、長期的な成長には適していません。  一方で、実績と持続力のある暗号資産プロジェクトは長期投資に向いていると言われています。  

堅実に暗号資産の開発に取り組んでいるプロジェクトは、真に有用性のあるトークンを生み出し、将来的には暗号資産業界の主流派となる可能性を秘めています。また、長期投資の対象として人気がある暗号資産は時価総額も高くなる傾向があります。  ミームコインや低品質なプロジェクトの通貨をタイミングよく短期保有することで莫大な利益を狙うことも可能ですが、一般的には短期投資よりも長期投資の方がリスクが低く、収益も高くなると言われています。 

暗号資産の長期投資のメリット

暗号資産の長期投資には、メリットとデメリットの両方があります。  まずはこれらのメリットとデメリットを理解して、自分の投資スタイルや投資目的に合っているか確認しましょう。  

長期投資で投資のリスクを減らす

暗号資産は非常にボラティリティが高いことで知られています。このようなボラティリティの高さは、市場を常に監視して適切なタイミングで取引できる投資家には大きな利益をもたらす可能性があります。しかし同時に、ボラティリティの高さは大きな損失をもたらす可能性もあります。もちろん、暗号資産の長期投資にもリスクは伴いますが、一般的に長期投資は他の投資方法よりもリスクを減らすことができます。 

将来的に大きなリターンを狙える

短期投資家が一日で小額の利益を得ようとするのとは対照的に、長期投資家は良質なプロジェクトの選択して長期的な視点で投資戦略を計画する傾向があります。これまで、BTCをはじめとする長期投資銘柄は脅威的な価格上昇を起こしてきました。 

そしてそれらの銘柄に賢く投資をしていた投資家たちは、比較的少額の投資で数百万ドル以上の利益を得ています。また、長期投資では日々の市場の動きを監視する必要がないというメリットもあります。

暗号資産の長期投資のデメリット

暗号資産の長期投資は多くの人におすすめの投資戦略ですが、暗号資産を購入する前に考慮すべきデメリットもあります。場合によっては、デイトレードや短期保有の方が向いているケースもあります。

長期投資のために資産をロックしてしまう

長期投資から収益を得るためには、投資目標が達成されるまで投資した資産に触れない方が良いでしょう。このような投資家は価格が一時的に下落してもその暗号資産を売却することなく長期的な成長を追求します。そのため、比較的小額の資金をロックすることがあります。 

しかし、中には保有資産額や流動性を無視して大量の資産を投資してしまう投資家もいます。自分自身のキャパシティを超えた投資を行ってしまうと、予期しない出費が必要になった際にお金が不足する可能性があります。

意思決定をする際にストレスが伴う

暗号資産の短期投資と同様に、長期投資にもストレスが伴います。  デジタル資産の売却が早すぎたり遅すぎたりして、数千ドルから数百万ドルの損失が発生したという話を聞いたことがある方も多いと思います。短期投資ではこのような決断を頻繁に行う必要がある一方で、長期投資の場合は短期投資ほどの頻度で決断を行う必要はありません。  ただし、暗号資産の長期的な成長によって資産価値が大きくなると、その資産を売却するべきか、それとも継続して保有すべきか、時間の経過とともに判断が難しくなります。 

長期投資と短期投資の比較

暗号資産は一般的にボラティリティが高く、短時間の間に価格が大きく乱高下することがあります。  つまり、このボラティリティを利用すれば短期間で小規模な利益を得ることができます。  一方で数カ月から数年にわたり投資を行う長期投資においては、短期投資よりはるかに大きな利益を期待できます。  長期投資に向いている暗号資産は一般的に強力な経済的価値と実用性を備えています。一方でミームコインのような短期投資向けの銘柄の中には、実用性や持続性が乏しいものも多くあります。

長期投資銘柄の選び方

長期投資をする銘柄を選ぶ際、ミームコインや暗号資産の詐欺プロジェクトは必ず候補から外しましょう。これらの選択肢を排除した上で、ユーティリティと適切なガバナンスを備えているプロジェクトに絞り込んだ後も、まだ数千種類の候補が残っている可能性があります。これらの選択肢をさらに絞り込んでいくためには、各プロジェクトの時価総額やリスクレベルなど、詳細な分析を行う必要があります。 

長期投資におすすめの暗号資産

ビットコイン(BTC)

長期投資の銘柄として一番に候補に上がるのはビットコインでしょう。  2016年半ばに500ドルだったBTCは、現在(2023年6月13日時点)26,113ドルで評価されています。時価総額は5,000億ドルを超え、年初来のリターンは約60%となっています。ビットコインのネットワークは、ブロックチェーン技術とプルーフ・オブ・ワーク(PoW)コンセンサスメカニズムを採用しているため、非常に安全性が高いことも特徴です。さらに、実社会での取引にも使用されている数少ない暗号資産の一つです。 

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イーサリアム(ETH)

イーサリアムもまた、長期的な成長が期待できる幅広いユーティリティを備えた暗号資産の一つです。  ETHの現在価格は1,751ドル(2023年6月13日時点)で、時価総額は約2,100億ドルとなっています。年初来のリターンは約54%です。イーサリアムは、スマートコントラクトの自動実行とNFTの活用で高い人気を誇るブロックチェーンネットワークです。 

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テザー(USDT)

長期的な成長を目指す暗号資産をお探しなら、Tetherについても調べておきましょう。USDTはユーロと米ドルに裏打ちされたステーブルコインであり、価格変動が非常に少ないという特性を持っています。そのため、非常に低リスクの投資対象となります。USDTの現在価格は1ドル(2023年6月13日時点)で、時価総額は830億ドル付近です。 

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バイナンスコイン(BNB)

世界最大規模の暗号資産取引所バイナンスが発行しているバイナンスコインも長期投資におすすめの暗号資産の一つです。  BNBは取引所での取引手数料の支払いに使用されます。その他にも、決済処理や旅行決済などにも使用できます。2017年から2022年3月にかけて、BNBの価格は41万%上昇しました。BNBの現在価格は235ドル(2023年6月13日時点)、時価総額は360億ドルで、年初来のリターンは6%です。

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リップル(XRP)

リップルブロックチェーンネットワークは暗号資産と法定通貨の交換に対応しています。2017年から2023年5月までの間にXRPの価格はおよそ6,000%上昇しており、長期投資におすすめの暗号資産の一つです。XRPの現在価格は0.53ドル(2023年6月13日時点)で、時価総額は約270億ドルです。 

リップル社は2020年にSECから訴訟を起こされています。この訴訟はまもなく結果が出る可能性が高く、その結果とXRP価格への影響に大きな注目が集まっています。 

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カルダノ(ADA)

カルダノもおすすめの長期投資銘柄の一つです。  最近、SECが「ADAはセキュリティトークンである」という主張をしたため話題になりましたが、カルダノはその主張に反論しています。 

イーサリアムと同様に、カルダノブロックチェーンもプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用して処理時間の短縮とエネルギー消費の削減を行い、さらにスマートコントラクトや分散型アプリケーション(DApps)を提供しています。ADAの現在価格は0.27ドル(2023年6月13日時点)、時価総額は98億ドルを超え、年初来のリターンは約30.5%となっています。

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ポルカドット(DOT)

ポルカドットもおすすめの長期投資銘柄の一つです。ポルカドットは、異なるブロックチェーン間の接続を可能にしながらセキュリティを強化するという点で、他のブロックチェーンとは一線を画しています。また、Polkadotとその姉妹ネットワークであるKusamaの新しいプロジェクトを試すためのテストネットWestendを備えています。 

Polkadot上で開発者が新しいブロックチェーンを作成することも可能です。DOTの現在価格は4.63ドル、時価総額は57億ドルです(2023年6月13日時点)。年初来のリターンは約16.15%となっています。

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ライトコイン(LTC)

ライトコインもおすすめの長期投資銘柄の一つです。ライトコインはビットコインネットワークと同じコードで設計されていますが、ビットコインよりも高速処理が可能です。また、決済処理に向いているという特徴も備えています。  LTCの現在価格は78.47ドル(2023年6月13日時点)、時価総額は57億ドルで、年初来のリターンは約30.79%となっています。

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アバランチ(AVAX)

アバランチはPoSメカニズムを使用しており、DAppsを操作するための最速のスマートコントラクトを採用していることで知られています。AVAXの現在価格は11.70ドル、時価総額は約40億ドルです(2023年6月13日時点)。年初来のリターンは約30%です。アバランチもおすすめの長期投資銘柄の一つです。

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アプトス(APT)

2022年10月にローンチされたアプトスは、優れた処理速度とスケーラビリティを実現するレイヤー1ブロックチェーンネットワークです。その実用性の高さからすでに絶大な人気を博しています。APTの現在価格は6.33ドル(2023年6月13日時点)、時価総額は13億ドルで、暗号資産プロジェクトのトップ40にランクインしています。年初来のリターンは約120%です。

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チェーンリンク(LINK)

2012年にサービスを開始したチェーンリンクは、外部システムとブロックチェーンを接続した最初のネットワークです。LINKの現在価格は5.23ドル(2023年6月13日時点)で、年初来のリターンは10%です。時価総額はおよそ27億ドルで、長期的な暗号資産投資におすすめの銘柄の一つです。

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暗号資産の長期投資はやるべき?

初心者の投資家も経験豊富な投資家も、暗号資産で長期投資を行うことは可能ですが、投資をする前に十分な調査を行う必要があります。今回ご紹介した暗号資産は初心者にもおすすめの手堅い銘柄ですが、最終的にはご自身で投資判断を行ってください。  また、短期投資であれ長期投資であれ、個人の投資目標と財務状況を考慮したうえで投資をしましょう。

おわりに

暗号資産は短期投資が主流ですが、特に人気の高い暗号資産は、長期投資で大きな利益を得られる可能性があります。  デイトレードで小さく稼ぐよりも長期投資の方が大きな利益を得られる可能性があります。ただし、他の投資と同様、暗号資産への投資は損失が発生する可能性があることに注意してください。そのため、投資を行う前に必ずご自身で調査を行ってください。